work memo ***chacha

** オリジナルドール&手作り雑貨&赤ちゃん人形製作など**

研究最前線☆☆☆ カイガラムシの事情

2006
08

間違えないでね?
カイガラムシの情事、、、ではなく、 事情だよ \(●⌒∇⌒●)/
久しぶりに、
「この夏の自由研究 もうはじまってるよ~~」 編、(笑)なの。


お茶畑は、2番茶の収穫が終わりますと 枝を整枝します。
次の芽がキレイに揃うように、そして害虫にやられた葉などをのぞくために。
いまは、3番茶の芽がほんの少し出始めているところですが
こちらの地方では3番茶は捨ててしまいます。
1番茶に比べたら、芽はゴワゴワしてきますし、
香りや味もずいぶんと違ってくるんですよ。

6月中旬~7月中旬は まさに害虫パラダイス♪の時期。

いま、どんな調査をしているのかといいますと?

黄色粘着シートという 害虫が好む色の板を畑に取り付けて
粘着シートに捕獲した虫たちの種類や 成長度合いを見ているところ。


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黄色シートは以前 プラスチック板に両面テープを貼りつけたものを手作りして、代用していたのですが
両面テープの粘着力が弱くて、虫に逃げられてしまったり、、、
設置場所を忘れて、探し回ったり、、、
盗まれたり イタズラされちゃったり、、、\(°o°;)/
と、悲しいシートでしたぁぁぁぁぁ・・・・

5月の下旬のことです
昨年お世話になりました 茶業試験場のK先生のもとから
「私の研究のデータにも ぜひ強力してくださいね」と
宅急便で送ってくださった、プレゼントが届いた♪

前から欲しかったんだけれど どーしても手にはいらなかった
     ☆☆「強力粘着黄色板」☆☆

「ユータ☆ すごいねっ」
「研究者さんようの プロ仕様だね」
「頑張って調査して、K先生の研究のお役にもたてたらいいね」 と

さっそく設置。

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数々の失敗を乗り越えて(笑)
畝に深く隠しながら、わかりやすいようにリボンをつけて
できるだけ毎日、様子を見るようにしたよ。

どんなものが見れるかというと??


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それぞれ、ただのコバエ(爆)
スリップスといわれる「チャノキイロアザミウマ」
「チャノコカクモンハマキ」の桶成虫
他にも多種類のムシたちが貼り付いたよ

この調査の目的は 害虫の発生状況を知ることと 害虫採集。
最終的には、お茶の害虫の主な種類、全種類を採取するつもり♪
もちろん、1種類につき、卵、幼虫、成虫、繭など、
成長過程含めて すべてねっ ヽ(*^^*)ノ アッタリマエヨー(笑)

並行して、ピックアップした研究素材が
「クワシロカイガラムシ」

近年、特に発生が延び続けていて、
これにやられますと、新芽が痛むどころではなく
枝、すべてが生気を失って ハゲたみたいに葉がなくなっちゃうんだよ。
すると、次の新芽はしっかり出なくって、被害がとても大きいんだよ。

カイガラムシっていうのは 殻に覆われた虫たちの総称ですが
ものすごく多くの種類があって 生態もさまざまなの。

クワシロカイガラムシってのは
雄と雌との生態が違っているんだよ。
まずは、、、
見る?? 見る???


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これが ウチの畑に発生したものだよ。
ごく一部に集中して見つかります。
なぜかというと、、 雌の生態に関係あるので、またあとでね

サンプルとして数本を持ち帰って
虫カゴで育てているところ。
あきべーは気味悪がって のぞかないんだよ(笑)

これに、名前をつけたんだ
雄が「パウダー」で雌が「ミルキー」
そしたらユータに怒られたよ。
「害虫に名前をつけちゃだめだよ」 「ペットじゃないんだよ」
「これを殺すための研究だよ」 「ゲーム感覚じゃいけないんだよ」

   「あいっ・・・」
。。。。。 chachaは 大反省させられたよ。(_ ..)_ バタリ

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白く見えるのは、雄の繭です。
この白いのをめくるとね、中に、、、いるんだけれどね
見えないよ!!!
ほんっとに小さいの。 顕微鏡でないとまったく無理ですっ☆
そして雄はいずれ 羽の付いた成虫になって飛びたちます。

カラを被っているのは雌。
雌は殻の中で成長して 成虫になるとオレンジ色の
丸い玉のようになり、そのまま卵を産みます。
そして産卵の後 殻の中でそのまま死んでしまうんだよ。

20060708103602.jpg
(お借りした参考画像**)

卵からかえった幼虫は、5日~1週間のうちに歩行して
殻を作って中にこもっちゃいます。(ほんの少しの距離です) 
定着するんだね。

クワシロカイガラムシの調査の目的はここにあるんだ☆

殻や繭に囲まれた虫に農薬を散布しても 殺虫作用は微力です。
この、幼虫期の歩行時期をピンポイントに狙って
農薬を撒きませんと、効果がないのです。

近年、これの発生が増え続けている要因は ここにあるんですね。
環境や天候の合致や 天敵が少ないこともありますが
他の害虫たちは 卵にも、幼虫にも、成虫にも農薬が効くのですから
一定時期を狙い撃ちするこの虫は やはり特殊であると言えますね

殻から出た歩行時期を しっかり把握することができたら?
そのときに農薬を撒けばよいのです。
そうです。   
たった1週間。
これがお茶の木を守る 重要な時間制限。

農薬を撒くというと、人的被害などの懸念から
少々、やなかんじがするかもしれませんが
現状をふまえますと、不可欠です。
だとしたら なるべく少量に、頻度をおさえることが望まれますね♪
それに 農薬って・・  高いね~☆
chachaんちのように 小さな畑の農家にとっては
ほんとに頭がイタイのが農薬代ですっ。
摘んでも、摘んでも、農薬代にすり替わっちゃう~~~っ(泣)
効率よく 安くすませることができたならどんなによいか。。。

そんな 貧乏な観点から、、、o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

このクワシロカイガラムシを例にとって
発生予測をしてみようじゃないのっ!!!!
ってのが 一番のテーマです♪

いま、、、 架橋にはいっているんだよ。

クワシロカイガラムシの歩行時期は
5月、7月、9月の3回。
その後は越冬しちゃいます。

5月の時点で ここに的をしぼっていたらよかったんだけれど
他の害虫のピークがやってきていて
あれやこれやのサンプル採集に明け暮れていたので
悲しいかな。。。 クワシロカイガラムシに及ばなかった。

そして恋の季節、7月  (≧∇≦)/ ハハハ
これから 20日までが勝負と見ています。

予兆としては、繭や殻の全体がピンク色に見え始めるのだそう。
そして、天敵の「チビトビコバチ」が
発生の3日前から飛び回るという、データも発見しちゃった♪

20060708115548.jpg
(お借りした画像です**)

しかしね、この子 めちゃくちゃ小さいんだよ。
0,5mm前後。
もちろん肉眼で確認はできません。
黄色粘着板に貼り付いてくれるのを祈るばかりです。

と、まぁ、、、簡単に紹介してみましたが (*´▽`*)

いままさに 研究の最前線にいます~~♪ ってことで
また 報告しますね♪

いやぁー・・・ほんとはね
たたきおとし方、っていうのと、枠で抜粋する方法と
粘着板採集など、、、
まだまだたくさん採集しているんだよー
もっともっといろんな画像があるんだよーー
もっともっと語りたいよーーー☆
      ( ̄ ̄□ ̄ ̄) カンベンしてね?? (笑)  
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1 Comments

myi  

ほえーーーっ

すごい語ってるね

蛇の抜け殻 あるよ  

いる?

2006/07/22 (Sat) 10:18 | EDIT | REPLY |   

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